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ロンドン橋とメリーさんの羊の不思議な関係

 
 

 

 
 

 
 
  発端  
 

ネットで検索を行うと「関連検索ワード」や「他の人はこちらも検察」という表示がでることがあります。ロンドン橋を検索すると、「ロンドン橋 メリーさんの羊」が何故か表示されるので調べてみたところ、2つの曲が同一の曲であると思う人が一定数いることがわかりました。また、どちらも「怖い童謡」として関心を持っている人がいる という共通点があるようです。

 
 
  なぜ同じ曲と思う人がいるのか?  
  楽譜を比べてみると分かりますが、「ロンドン橋」と「メリーさんの羊」は別の曲です。ただし、ドレミの音は違うのですが、リズム(符割や音の長さ)は、ほぼ同じものになっていて、それが理由で同じ曲であると思う人がいるようです。  
 

 
 

上段がロンドン橋、下段がメリーさんの羊のメロディです。

 
 
  パートナーソング  
  同じリズムであれば、2つの曲を同時に演奏すればどうなるのか、と思う人は多いでしょう。誰もが思いつくことのように思いますが、ネットを調べてみると、やはりロンドン橋とメリーさんの羊を同時に演奏するということをしている記事を見つけることができます。この2つの曲は、同時に演奏しても音がぶつかって不協和音になる部分がほとんどありません。
この2つの曲のようにコード進行がほぼ同じで、同時に演奏しても干渉して濁る部分が少なく、ハーモニーが形成される曲をパートナーソング(英語ではpartner songs)と言います。
たとえば、「茶摘み」と「夕焼け小焼け」、「たなばたさま」と「きらきら星」、「かえるの合唱」と「かたつむり」などもパートナーソングとして知られています。「茶摘み」と「夕焼け小焼け」は日本の風景、「たなばたさま」と「きらきら星」は星つながり、「かえるの合唱」と「かたつむり」は水に係る生き物など、曲のテーマ的にも関連がみられるのは面白いですね。
 
 


midi
mp4

 
  「ロンドン橋」と「メリーさんの羊」をハ長調で同時に演奏してみると動画のようになります。 それぞれの歌はステレオの左右に振り分けてあります。歌詞は著作権の関係で英語のものを使用しています。  
 

2つの旋律は、多くの箇所で長3度や短3度を構成しており、音楽的に親和性が高いことが分かります。2つのグループに別れて下記の歌詞を同時に歌ってみてください。

 
 
ロンドン橋 メリーさんの羊
London bridge is falling down, Mary had a little lamb,
Falling down, falling down, little lamb, little lamb,
London bridge is falling down, Mary had a little lamb,
My fair lady. It's fleece was white as snow.
 
 

 

 

 
 
  怖い童謡  
 

2つの曲は日本ではマザーグースと呼ばれる子供向けの曲として紹介されています。その一方で、ロンドン橋怖い童謡として知られています。メリーさんの羊の歌詞は実話にもとづくものですが、こちらも怖い童謡として解釈する人もいます。

 
 
 

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